初めての中国語での面接。言葉も聞き取れないだろうし、専門用語もあるだろうし、初めての緊張、、どうしよう、、と思っていた私でした。が、事前準備のおかげでなんとか9割は聞き取れました!私が受けた面接のリアルな内容と超有効だった対策方法をシェアします!
面接内容
日本からエージェントを通して面接オファーを受け、予定を組んでもらいました。面接は全部で2回でした。以下がわたしの面接内容です。
【1次面接】 | 【2次面接】 | |
所要時間 | 1時間 | 1時間 |
面接言語 | 中国語90%、日本語10% | 日本語95%、中国語5% |
面接官数 | 2 | 2 |
アイスブレイク | なし | 1,2言 |
面接官による企業や求人への説明 | なし | なし |
応募者の自己紹介・自己PR | 大学卒業後の職歴を簡単に紹介。職務経歴書に書いた内容。 | 大学卒業後の職歴を簡単に紹介。職務経歴書に書いた内容。 |
面接官から応募者への質疑応答 | ・中国語はどのように勉強したか ・なぜ台湾で働きたいのか ・すぐに日本に帰る予定はないか ・なぜこのの業界で働きたいのか ・なぜこの大学の科を出て、全く違うこの職をしたいのか ・現職ではどのような仕事をしているか ・現職での立場について ・技術について1つ1つ習熟度を質問(面接ほとんどの時間がこの質問でした) | ・少し会社説明 ・中国語はどのように勉強したか ・なぜ台湾で働きたいのか ・なぜこのの業界で働きたいのか ・なぜこの大学の科を出て、全く違うこの職をしたいのか ・現職ではどのような仕事をしているか ・中国語チェックとして、少し中国語で会話 ・将来はこの会社でどの立場で働きたいか ・希望給料はいくらか ・住居は自分で用意できるか ・入社できる時期について ・ビザ関係について |
応募者から面接官への逆質問に回答 | ・もし合格したら勉強しておいたほうがいいことは何ですか。 | ・もし合格したら勉強しておいたほうがいいことは何ですか。 |
結果時期の通知 | エージェントを通して連絡 | エージェントを通して連絡 |
台湾面接で聞かれること・答え方のコツ
1. なんで台湾で働きたいのですか?
これは絶対聞かれるポイントだと思います。答えるべきは、台湾に長く滞在するような理由が明確にあるということです。企業側は1、2年のみの旅行気分で帰られては困るので、自分がすぐに日本に帰らなさそうな相手を納得させられる理由を考えておくといいと思います。ただ企業によって、「結婚するので」と答えた場合は入社すぐの出産などを危惧されるかもしれないし、「台湾が本当に好きなので」と答えた場合はありきたりだし仕事で嫌いになったらすぐ帰られちゃうなと採用基準が違うことも考えられるので考えた結果、私は自分の本心で「パートナーがいる」と答えました。
2.大学の専攻と現職は違うけどなんで?
結構深く聞かれたのは、大学で出ている専門と現職は全く違うけど、なんで?です。かなり深堀されました。因みに今でもよく聞かれます。台湾では大学の専門と仕事が直結することがほとんどなので、不思議に思うそうです。該当する方は回答を用意しておいてくださいね。回答内容としては、「日本では普通ですよ」よりは就職時に専門と異なる道を選んだなら「就職活動中企業研究をしているところ、○○の理由でに××に興味がわき、この業界に就職を考えるようになりました」転職なら「転職前の○○社では××を担当しており、この業務の中でだんだんと自分が△△の理由で現在の職に向いているということを感じてきました」などのように現職と大学の専門のギャップを埋める理由を説明し、現職に変更することに決めたことを説明すると納得してもらえると思いますよ。
3.業務で使用するツールや業界で必須な台湾ワードの中国語を調べる。
日本では英語の名前のツールやワードも、面接の中では台湾中国語で言われることがあるかもしれません。私はパートナーに教えてもらいましたが、chatGPTなどに「台湾のこの業界で使われるワードや業界用語などで日本の呼び名と違う、台湾で使われている中国語をすべて教えてください」などと聞くと中国で使われている中国語と区別して教えてくれるので、かなり使えると思います。聞き取れないと緊張してしまうので、台湾中国語の用語に慣れておくのはとてもよかったです!
有効だった面接対策
私が初めての中国語の面接で有効だった、準備の方法をシェアします!
1.用意した中国語の履歴書を中国語で説明できるように声に出して読む
2.よく聞かれる質問を書き出し回答を書く、声に出して読む
3.台湾人と模擬面接練習。パートナーに付き合ってもらいました。面接の初めの挨拶、「こんにちは」から始まり、実際の面接官の態度みたいな厳格な態度で行ってもらい、中国語面接の緊張感に慣れる練習をしました。また、台湾人の面接官の話し方、よく聞かれる質問で用意していない質問も本番のように唐突に聞いてもらいました。
4.3.を自信を持てるまで、笑顔で話せるまで行い中国語での面接雰囲気と、唐突に聞かれてもこたえられる余裕、自信を付けました!
5.面接直前に中国語でパートナーと会話し、自然な中国語状態で臨めるようにしました。
面接は準備がすべて、合わなければそれはそれでよし!
私はかなりの心配性なので、面接準備はかなり念入りに行いました。実際の面接ではモニターの不具合もありましたが慌てることなく話すことができました。準備のおかげで面接で聞かれていることはほとんど聞き取れました!
以上、私が実践し、効果のあった対策をお伝えしました!ただ、面接をしてみて合わないなと感じることもあるだろうし、とりあえず機会があれば練習と思って受けてみるのがいいのかなと思っています!
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